久々の音楽的自分史ですが、今回は最近車の中でよく聴いているレーナード・スキナードのライブ・アルバム「One More From The Road 」(1976年発表)にちなんでにレーナード・スキナードついて書こうと思います。
レーナード・スキナードはオールマン・ブラザーズ・バンドと並ぶサザン・ロックの代表的なバンドです。
ギター・サウンド好きの私にとってはトリプル・リード・ギターというのが堪りません、そのトリプル・リード・ギターが遺憾なく発揮されてるのが、バイク事故でなくなったオールマン・ブラザース・バンドのギタリスト、デュアン・オールマン氏を追悼して歌われた名曲“Free Bird”です。
ライブでは15分近くあるこの曲は前半ゆったりとした演奏で始まりますが、後半に入るとトリプル・リード・ギターが炸裂します、延々と続くギター演奏はまさにギター・バトルそのもので迫力満点です、車の中で聴いていも鳥肌モノです。
ライブ・バンドとして充分本領を発揮したこのライブ・アルバムは私が好きなライブ・アルバムのBest 3に入ると思いますが、ただ残念な事にこのライブ・アルバムの次に1977年に発表されたアルバム「Street Survivors」の発表から3日後、彼らは飛行機の墜落事故に遭遇してしまいます。
おかげでバンドのヴォーカルであり顔であったロニー・ヴァン・ザント氏とギターのスティーブ・ゲインズ氏がこの世を去り、バンドは解散へと追い込まれてしまいました。
そして、その頃噂になったのがアルバム・ジャケットの写真で燃え上がる街をバックに立つバンドのメンバーたちの中で、亡くなった2人の頭の周りに炎が燃え上がっているのが不吉の前ぶれだったのではないかということでした。
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