8月のある暑い日に青梅の友人宅で話しをしていて、むかし夏になると毎年の様に訪れた豊橋の友人宅に久々に行ってみたいね〜という話なり、じゃあお盆休み行ってこようと急に話しが決まってしまった。
20数年ぶりの豊橋は駅前こそ整備されて変わっていたけれど、町並みはまだまだあの頃のままの雰囲気を残していて路面電車もまだ町中を走っていた。
友達の家は新築されていて、小さいながらも素敵で居心地のいい空間がその友達夫婦の温かい人柄を感じさせてくれていた。
さてオヤジ3人のきままな旅の始まりは天竜浜名湖鉄道という1両だけのローカル線で“あらたまの湯”という日帰り温泉へ行くために宮口駅へ、ところが降りる時に友人の1人が切符が見つからずにもたもたしていると駅前から1台のバスが行ってしまいました。
温泉行きのバスが行ってしまったと思い仕方がなくタクシーを呼ぶ事にして待っていると目の前に温泉行きのバスがやってきた、さっき行ったのは温泉行きのバスではなかったのだ、オヤジ3人唖然としながらバスを見送り、その後やってきたタクシーに乗り込んだ。
それでも木々に囲まれて内装も白木を使った“森林の湯”にゆっくりと浸かって心身ともにリフレッシュすることができた。
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その後豊橋に戻って懐かしい街並をブラリと歩いてると、若い人向けのファッションの店と昔ながらの花火の問屋さんなど新旧のお店が混じり合ったいい雰囲気です。
ただ最近どこに行っても同じ感じを受けるのは空き家になった店舗も目立って多くなっているという事です、実は以前来た時にはあった友達のお店がなくなっていて寂しい思いをしてしまいました。
それでも昔ながらの不滅のお店が残っていました、私たちが“座布団家”と呼んでいたとんかつ家は実際にはワラジほどの大きさのトンカツが出てくるお店です。
今は以前来た時の親父さんの息子さんが継いでお店をやっているそうですが、昔と同じ大きさのトンカツを味あえて大満足でした、ちなみにハヤシライスもお勧めと豊橋の友人が言ってくれたので懐かしい味のハヤシライスも美味しく食しました。
ぜひ某番組の○○ナシュランで紹介してほしいですね。
丁度この日は豊橋の友達もメンバーの“JAMPOT”のライブが駅の近くの“House of Crazy”であり、みんなで見に行く事になり、“JAMPOT”のライブを見るのは初めての私はどんなライブか楽しみでした。
“JAMPOT”は結成されて30年以上も経つベテランのバンドなので落ち着いた演奏で安心して見ていられる感じでしたが、私とも年齢が近いのでMCでは「ボケ老人ですから」とか「ナンマイダ〜、ナンマイダ〜」とお経が出てきて笑わせてくれます。
他のバンドも出演していたので4曲と短いライブでしたがラストの曲「In the Summertime」(Mungo Jerryのカバーで私も高校生の頃に聴いて大好きだった曲です)を日本語の歌詞で歌ってくれて大盛り上がりでした。
青梅の友達が教えてくれたのですが、どうも昔からこの曲をライブでやっては盛り上げていた様です。
YouTubeに横浜ジャグバンドフェス2005でのJAMPOTの演奏があったので貼付けておきます。
その夜はオヤジの熱気で熱い一夜となったのでありました。
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