先日、個人でシルクスクリーンでTシャツのプリントをされている方からウィンドブレーカーのプリントを依頼されました。
NO ONE ARFECTというブランド名でオリジナルのTシャツなどを販売しているそうです。
ウィンドブレーカーやスタッフジャンパーなどナイロン素材のものにプリントするには難しい点もいろいろあり
プリント屋さんでもあまり積極的にやろうとしないところが多い様です。
ナイロン素材にプリントできるインキはいくつかあるのですが、パイナップルファクトリーでは昔から米国の
インキメーカーNAZDARのDAシリーズを使っています。
その理由としては防水加工や撥水加工を処理してある素材にも対応しているという事
そして濃色の素材にも白や黄色、赤などの明るい色が発色良くプリントが出来るという点があげられます。
その反面インキは2液性で20%のカタリスト(硬化剤)を混入したインキは時間が経つと固まってしまい使用できなくなります。
そのため使用するときは必要と思われる量だけのインクにカタリスト(硬化剤)を混入します。
それともう1つはカタリスト(硬化剤)を入れてもインキの乾燥に時間がかかるということです。
そのためには写真右下の熱循環式のボックス式乾燥機にドライラックごと入れて2時間以上の乾燥時間が必要になってしまいます。
写真右下は当社がある日高市に高麗郡(こまぐん)が建郡されて今年で1300年になる事を記念して様々なイベントが企画されています。
そのスタッフジャンパーを地元の当社でプリントさせていただきました。
イベントなどの詳しい情報は高麗1300のホームページをご覧ください。
ウインドブレーカーやナイロンジャンパーにプリントをお考えの方はパイナップルファクトリーまでお問い合わせください。
電話 042−989−3702
ホームページ http://www.pineapple-factory.com/