シルクスクリーンプリントをするためには版が必要です。
その版を作るためにはフィルムが必要です。
今はインクジェットプリンターPX-6000で出力していますが、最初はトレッシングペーパーに手書きで描いたり、マスキングフィルムをデザインナイフでカットしたりして作っていました。
その次にはカメラで原稿を写し、ネガを現像して写真用の引き伸ばし機を使ってフイルムを作るという、すごく手間のかかる方法でフィルムを作っていました。
そして1番活躍していたのはデザインスコープという原稿から直接フィルムを作る事が出来る機械ですが、引き伸ばし機と同じで暗室での作業のため夏などは暑くて堪らない状態でした。
そのデザインスコープも10数年前にフィルムの製造が終わってしまい使えなくなってしまいました。
その後に原稿がデータで送られてくる事が多くなり使い始めたのはレーザープリンターでした、ただしレーザープリンターは原稿の黒の部分が薄かったり、多色プリント用のフィルムが伸びたりしてピッタリと合わなかったりと色々と問題点がありました。
色々と試行錯誤があって今はPX-6000と複合機のプリンターを使い分けて使っています。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。