前回の水性インキの記事でもふれましたがプラチゾルインキ(油性)は160度の熱を加えなければインキが硬化しません。
そこで必要になるのが乾燥機の温度管理です。
現在使っているコンベア式乾燥機には温度表示が付いてはいますが、3メートル程の乾燥機の入り口付近と出口付近では大きく温度が違います。
そこで温度の計測をする器械が必要になります。
今まで使っていた温度計測器(写真上右側)は計測器からコードが伸びて先端に丸い輪がありその中に交差する細い線が温度を感知するタイプで、プリントしたシャツの上に乗せてコンベアの上を流して乾燥機の入り口から出口までの温度を計測するタイプ(写真下左)でしたが、しばらく使っていないと誤作動を起こしやすかったりで一々面倒くさい器械でした。
先日水性インキのワークショップで見つけた非接触式赤外線放射温度計(写真下右)は温度を計測したいところにレーザーポインターを当てるだけで簡単に温度を計測できるので、すごく便利だと思い早速購入をしました。
そして驚くことに新しく購入した非接触式赤外線放射温度計は今まで使っていた温度計測器の十分の1の価格で購入できたのです。
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