高校生の頃にロックを聞くようになった時、まず好きになったのがグランド・ファンク・レイルロード(略してG.F.Rもしくはグランド・ファンク)だった、グランド・ファンクは1969年にマーク・ファーナー、メル・シャッカー、ドン・ブルーワーの3人により結成されたギター、ベース、ドラムスのトリオのバンドなのだが、レッド・ツェッペリンの前座として出たライブで、ツェッペリンを完全にくってしまい、ツェッペリンの出番がなくなったというエピソードがあるくらい、トリオとは思えないくらいの迫力のバンドなのだ。
そういえば、来日した時の後楽園(今の東京ドーム)での雷雨の中でのライブも伝説になっている。
私が持っていたアルバムはお得なベスト盤(写真)、「ハートブレーカー」「クローサー・トゥー・ホーム」「孤独の叫び」などが好きな曲でした。
もう1枚持っていたアルバムが「戦争をやめよう」(写真)だ、なんとコインを型どった丸いジャケットで71年発売の6枚目のアルバム。
レコード時代は奇抜なアイデアのジャケットデザインが多かったので、ジャケットデザインで思わず買ってしまうこともしばしば、俗にいう「ジャケ買い」だ。
ジャケットのデザインというのは、そのころ高校の美術部でデザインの勉強をしていた私としてはすごく参考になるものだった。
前にエントリーした「ヒプノシス」のデザインの数々もすばらしいのだが、ベルベット・アンダーグラウンドのバナナのシールを貼ったアルバムをデザインしたアンディ・ウォホールは、特に大好きなアーティストで私は色々と影響を受けている。
アンディ・ウォホールはローリング・ストーンズのアルバム「STICKY FINGERS」のジャケットデザインであっと驚くようなことをやっている、詳しくは「ローリング・ストーンズ」のエントリーの時に書こうと思う。
グランド・ファンク・レイルロードからずいぶん脱線してしまったが、レイルロード(鉄道)だけに脱線はつきものということで、脱線ついでにもうひとつ、コインのデザインで思い出したのが、アリス・クーパーの「BILLION DOLLAR BABIES」(写真)のジャケットは蛇革のサイフになっていた。
という事で私にとって、音楽とデザインは切り離せないものとなっている。
>そういえば、来日した時の後楽園(今の東京ドーム)での雷雨の中でのライブも伝説になっている。
そのスタジアムに私がいたことも伝説の中のこと。
しかも一緒に行ったのがあのカルメン・マキだったとは、すごい時代でした!
夏の積乱雲がもらたしたダウンバーストで看板が宙を舞い、感電していそうな稲光の中でマークのメタルギターがすごかった!
武道館公演のツェッペリンが使ったボーギターやテルミンもよかったけど、あのメタルギターも記憶に残る演奏でした。
投稿情報: 栗田伸一 | 2006-02-22 09:16
すごいですね、栗田さん、伝説のライブの現場にいたとは、それも一緒にいかれたのがカルメン・マキさんとはびっくりです。
稲光の中のメタルギターは想像しただけでも鳥肌ものですね。
すごい羨ましい経験をされていたのですね。
投稿情報: pine社長 | 2006-02-22 15:57