最近、気に入って聞いてるアルバムがある、「気分はアコギで!」のkochangに教えてもらった山弦の「High Life」である、山弦はゴンチチと同じギター・デュオなのだが、ゴンチチとは色合いがちがうので新鮮な心持ちで聞くことができる。
「High Life」(写真)のジャケット・デザインを見て、ヒプノシスがデザインしてるのかと思い、デザイナーのクレジットを見てみるとデザインは日本人の方がやっていた、そしてそこにはヒプノシス風コラージュ・デザインというふうに記載されていた。
HIPGNOSIS(ヒプノシス)というのはイギリスのデザイン集団で、70年代にレコードジャケットのデザインといえばヒプノシスがデザインしたものが沢山ありました。
ピンクフロイドの一連のアルバムデザインを手がけており、特に左の写真のアルバム「原子心母」の牛の写真を使ったものが一躍有名になるきっかけをつくったと思います。
ピンクフロイド以外にも、レッド・ツェッペリン、10cc、ポール・マッカートニーとウイングス、ウィッシュボーン・アッシュ、ピーター・ガブリエル、UFO、T.REX、トッド・ラングレン、YES、レインボー、スコーピオンズ、AC/DC、ハンブル・パイ、XTC、ジェネシス、アル・スチュワート、シドバレット、などなど、まだまだ沢山のジャケットデザインを手がけているのです。
独特の雰囲気を持った写真とデザインでヒプノシスの独自の世界を作りあげていたと思います。
写真は上が10ccで下がWINGSのもの。
そしてなんと日本人アーティストで唯一ヒプノシスが手がけたアルバムが、松任谷由実さんの「昨晩お会いしましょう」(1981年)なのです。
さすがユーミン。
ヒプノシスのデザインは凄いんですね!
初めて知りました。さすが、pine社長です。
デザインは素人でよくわかりませんが、どこか力強いイメージと構図・色彩にインパクトを感じますね。
手がけたミュージシャンも大物揃いですね。
投稿情報: kochang | 2006-02-06 00:55
そうそうヒプノシスはすごいんですよ、kochangが以前エントリーしたポール・マッカートニーの「TAG OF WAR」もヒプノシスのデザインですよ。
それからもっとすごいことに気がつきました、山弦の「High Life」とキリンジの「KIRINJI 3」のデザインは同じデザイナーによるデザインでした、キリンジのほうにもヒプノシス風と記載されていました。
kochangに教えてもらって購入したアルバムが同じデザイナーのデザインだったとは、偶然でもすごいです。
投稿情報: pine社長 | 2006-02-06 13:44
まったく意識しないで購入してました!デザインは奥が深いですね…。
ジャケットはアルバムの顔ですので、印象に残る表現方法が必要なんですね…勉強になります。
投稿情報: kochang | 2006-02-06 16:55
kochangへ
レコードの時代にはジャケットデザインひとつで、思わず買ってしまいたくなるレコードがあったものです。
そんな中でヒプノシスがデザインするレコードジャケットはすごく目をひくものでした。
投稿情報: pine社長 | 2006-02-06 22:44