1月30日の日に三男が学んでいる日本装飾美術学校の卒業制作展を見るために長野まで行ってきました。
その三男ももう卒業で卒業制作展に作品を展示していました。
陶磁工房の三男のテーマは「ロクロと手びねりの急須」
さて今回の卒業制作展はとても見ごたえがあり、一人一人の制作に対する熱意が伝わってくる作品ばかりでした。
全作品とはいきませんが出来るだけ写真で紹介してみようと思います。
まず一番印象に残った作品が金属工房の女性の作品「twin」
アイアンファニチャーによる女性の造形にドレスを着せた作品は、展示されていた部屋の雰囲気、そして壁に投影されたシルエットなど独特な空気感を感じさせる作品でした。
そして偶然に同じ空気感を感じさせる作品になってしまったというステンドグラス工房の女性の作品「C6H5NO2」
この独特な2人の間の部屋には木工房の男性の作品「北欧スタイル」
レトロな感じのソファーは座り心地も抜群でした。
もう1人は「スピーカーシステム」
どの作品も家で使ってみたくなる物ばかりです。
ガラス工房の男性の作品「和四季」は和式なガラスの食器で四季を表現していました。
「円柱からなる花器」は陶磁工房の女性の作品で円柱で竹や木を表現した存在感のある作品でした。
「猫の庭園」はやはり陶磁工房の女性の作品で、こんなガーデンチェアが庭にあったら楽しいでしょうね。
壁画モザイク工房の女性の作品「To the Light」は学校の階段の壁面を使った大作です。
壁画モザイク工房の女性の作品「I believe creation of my world」はとても可愛い作品になっていました。
「線」はガラス工房の男性の作品で展示ケースも含めた全体でも作品と見れる美しいフォルムの作品でした。
木工房の作品はどれも使ってみたい物ばかりですが「ちいさな家のダイニング」とタイトルされた男性の作品は機能的で是非使ってみたい作品でした。
金属工房の女性の作品「ひとりと暮らし」は懐かしい感じのちゃぶ台です。
木工房の女性の作品「羽根を象った椅子」はユニークなフォルムでも座ってみると座り心地の良い椅子でした。
木工房の女性の作品「くつろぎチェアー」と名付けられたこの椅子たちも温かみのあるリラックス出来そうな椅子です。
陶磁工房の女性の作品「家族の肖像、私のかたち」は普段家族が何気なく使える器たちが並んでいました。
ステンドグラス工房の男性の作品「花灯ーはなあかりー」は壁面に花が咲いてる様です。
木工房の女性の作品「靴棚」はおしゃれすぎて靴棚にするのはもったいない様な作品です。
他にも沢山の作品があるのですが紹介しきれなくて申し訳ないのですが、この辺で終わりにしようと思います。
そして最後に日本装飾美術学校がこの卒業制作展を最後に終わってしまうそうです。
とても残念な事ではありますが、今回の卒業制作展に素晴らしい作品を出されていた皆さんにはこれからどんどん活躍していって欲しいものです。
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