パイナップルファクトリーでTシャツにプリントするインクは大きく分けると水性インクと油性インクがあります。
そして水性インクには白や淡色生地にプリントするためのバインダーに顔料を混ぜて作るバインダーインクと濃色生地にプリントするための水性ラバーと呼ばれているインクがあります。
バインダーインクは生地に薄く乗るインクなのでソフトな出来上がりですが濃色生地には地の色が透けて発色がすごく悪いので、この場合は水性ラバーを使用します。
水性インクは自然乾燥しますしドライヤーなどで乾燥させた後アイロンで熱処理を出来るため誰でもが使う事が出来るインクですが、その反面プリント中の版の目詰まりが起き易いために細い線のイラストなどがあるデザインのものには向いていません。
その点、油性インク(プラチゾルインク)は160℃の熱を加えないとインク自体は硬化しないので細い線のイラストでも細かい文字でも目詰まりすることなく最後まできれいにプリントをする事が出来ます。
ただし160℃の熱処理をするためには専用の機械が必要になるため一般的ではありません。
そして油性インク(プラチゾルインク)は一般にはラバーインクと言われて濃色生地にきれいにプリントすることが出来ます。(詳しくは4月15日の記事を参照してください)
でも白や淡色生地に薄くプリントしたいという場合でもソフトな油性インク(プラチゾルインク)があるので大丈夫です。
油性インク(プラチゾルインク)にはその他にもスェードインク、発砲インク、蛍光インク、グリッターインク、反射インクなど多彩な種類があります。
パイナップルファクトリーでは洗濯に対して耐久性があるという事もあって、基本は油性インク(プラチゾルインク)でプリントをしています。
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