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スクリーン印刷界〜リターンズ

3年前にスクリーン印刷の業界誌“スクリーン印刷界”にエッセイ（前回のエッセイはこちら）を頼まれて載せさせていただいたのですがスクリーン印刷界の今月号にまたまたエッセイを載せさせていただきました。

今月の言葉

ブログ〜Tシャツ屋社長の平穏な日々その後

2006年６月の今月の言葉にブログについて書かせてもらってからもう３年が経とうとしています。
インターネットというものは仕事で活用すれば利益を生む事も出来るすごく便利なツールですが、
私の場合はネットでブログを続けていくうちにブログを通して知り合った友だちと色々なイベントを一緒に楽しむという事に繋がっていきました。

そのきっかけになったのがギターデュオ「ゴンチチ」のコンサートを観た後に同じコンサートを見た方のブログにコメントを残した事からでしたが、好きなアーティストを通して意気投合するのにはそれ程時間はかかりませんでした。
私より年下のその友だちはインターネットでラジオ放送を始めたのですが、音楽が大好きで十代の頃にラジオを聞いてリクエストをしたりしてラジオのDJに憧れを抱いていた私にとってはとても魅力的な事だったので、いつの間にか定期的にネットラジオ放送に参加する様になっていました。

そしてやはりブログを通して知り合ったゴンチチファンの皆さんがその放送のリスナーとして参加してくれたりして徐々にゴンチチを通じての友だちの輪が広がっていきました。

ゴンチチの生音三昧〜浜離宮朝日ホール

昨日はバレンタイン・デーでしたが浜離宮朝日ホールでのゴンチチの生音三昧コンサートの日でもありました。

バレンタインらしいと思って選んだ写真は前回のエントリー“卒業制作展”でのガラス作品のコーナーの１カットです。

さてコンサートの１曲目は先週の大阪でのコンサートと同じでコンサートでは初めて聴く「このうえない困りもの」から始まりました。

この曲はアルバム「PHYSICS」の中の１曲ですが、松村さんが大阪のコンサートではアルバム「脇役であるとも知らずに」の中の１曲と言ってしまい、後で確認したらその中には入っていないことに気づきビックリ！！してしまったそうです。

今回のコンサートは生音なのでマイクは使わないのですが、お二人の前にマイクらしきものがセットされていて“はてな？”と思っていたのですが、今回のコンサートを録音するためのマイクで、録音されたものはいつか皆さんに披露される時が来るそうです。

となると、うかつに咳も出来ない訳ですが、咳タイムを設けるのでその時にお願いしますと言われても５００人ほどの観客が居るわけですから、どうしても所々で咳をされる音が聞こえてきました。

気を使うのはお客さんだけではなくゴンチチのお二人もお互いの演奏の音が聴きづらいそうです、でもそこは長年連れ添った者同士なのでテレパシーで通じるもがあるそうです。

でも三上さんはソプラノギターで「Zephyrus」を演奏した後に他のギターに持ち替えていたところを松村さんから「三上さん次はそのギターではないですね」と突っ込まれていましたね（笑

卒業制作展

今年の春に我が家の三男が入学する“日本装飾美術学校“の卒業制作展を見に長野県富士見町まで行ってきました。

今回で３回目の訪問ですが今回は免許取り立ての三男がほとんどの道程を運転して行ってきました。

日本装飾美術学校は私が東京に出てきてデッサンなどを学んだ阿佐ヶ谷美術学園の系列の学校で、ガラス工房、ステンドグラス工房、陶磁工房、壁画・モザイク工房、木工房、金属工房の６つの工房で構成されています。

設備も環境もとてもよく、三男にとっては思う存分制作に没頭出来る学校だと思います。

そしてそれぞれの工房同士の交流があり、金属とガラスを組み合わせた作品を作ったりする事が出来るのでより創作に幅がでてくるようです。

授業の中でもそれぞれの工房を体験する授業があり、その中で自分に向いているものを模索するという事も出来るそうです。

J.D.サウザー〜もう一人のイーグルス

1月28日六本木のミッドタウンにあるビルボード東京でJ.D.サウザー氏（ジョン・デビッド・サウザー）のライブを見てきました。

J.D.サウザー氏とイーグルスのメンバーのグレン・フライ氏はワンルーム・アパートをシェアしていたことがあるくらい親交の深い二人です、その時に同じアパートの下の階に住んでいたのがジャクソン・ブラウン氏です。

さて今回のライブはJ.D.サウザー氏がアコースティック・ギターとピアノで弾き語るシンプルなものでした、ステージ上には黒っぽい細身のスーツに身を包んだJ.D.サウザー氏が颯爽と登場しました。

昨年の10月に24年ぶりに発表したニュー・アルバム『If The World Was You』からの曲を中心に演奏をしてくれたのですが、途中「ニュー・キッド・イン・タウン」を演奏してくれた時には嬉しくてなぜか涙で目が潤んでしまいました。

テオ・ヤンセン展〜新しい命の形

先日テレビを見ていて砂浜を歩く不思議な物体が目を惹いた、それがテオ・ヤンセン氏の製作した新しい生命の形「ビーチアニマル」だったのです。

ビーチアニマルはプラスティックチューブの骨格で歩く事が出来ます、そしてそれは風の力だけで動いているという所が驚くべき事なのです。

そんなビーチアニマルが砂浜を歩く姿はテオ・ヤンセン氏が「ビーチアニマル」と命名した事が納得できる本当に新しい生命そのものです。

YouTube: Theo Jansen

そして先日“テオ・ヤンセン展”を日比谷パティオ内の特設会場で見てきました。

動かしてみれるのは小型のビーチアニマルだけでしたが、それでも軽く押しただけで動き出す所にはビックリでした。

そしてビーチアニマルはどんどん進化していて障害物や水などを自ら感知して方向を変えたり出来るそうです。

テオ・ヤンセン氏が住むオランダの海岸の砂浜ではビーチアニマルたちがいつも歩き回っているのでしょうね。

“テオ・ヤンセン展”は日比谷パティオで4月12日（日）まで開催されています。